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寝具の中でも“枕“は特に選ぶのが非常に難しい

その大きな理由のひとつが枕のかたちです。
現在は枕のかたちだけでも非常に多くの種類があります。
形状もさることながら機能を謳われたら、それこそ何を選んで良いかわからなくなりますよね。
では、どのような枕が良いのかというと、寝返りができる機能をもった枕です。
分かりやすく言えば、寝返りを支える機能があるかどうかで決まります。

寝返りを支える機能を持った枕とは？

質の良い睡眠を得るために寝返りと枕は非常に深い関わりがあります。
寝相が悪いイメージを持たれがちですが寝返りには睡眠サイクルのスイッチの役割があるのです。

寝返りは体にとって非常に大切な自然作用（体動）

睡眠には浅い眠りと深い眠りを切り替えるサイクルがあります。
上記のグラフは一般男性の睡眠周期をグラフにしたものです。このグラフを見ると、時間によって双方に入れ替ってっていることがお分かりいただけますね。
この睡眠の深さを入れ替える、いわばスイッチのような役割を持っているのが、寝返りです。

でも、睡眠の深さだけではありません。
正しく寝返りが打てると以下のような効果が期待できます。

最近では、東京大学の教授が寝返りの重要性について論文を出しているほど寝返りの注目度は高まってきています。

どうやったら寝返りができるようになるの？

寝返りは睡眠中に無意識の行動なので意識してできるものではありません。
だからといって、調整できないわけではないのです。

寝返りは枕によって適切に行うことができます。
ただ、間違えてはいけないのが枕によっては寝返りを妨げてしまっている恐れがあるという事です。

一般的なオーダー枕の構造

上記の画像は一般的なオーダー枕の構造と、その枕を使ったときの頭部から見た寝返りのシミュレーションをイラストにしたものです。

そもそも寝返りを打つための枕にはある程度のスロープが必要です。
スロープがある事で寝返りの動きを無理なくアシストしてくれます。
このような仕組みを作るには中材が仕切られているタイプであることが必須です。

ただ、垂直に仕切られている枕にはご注意ください。
枕内部の仕切りが垂直に仕切られていると、上記のような段差が生じています。
寝返り時に頭が突っかかってしまうことで、寝返りを妨げていたのです。

私たちドクターエルでは寝返りと枕の重要性に着目し、2000年より寝返りや骨格、身体の仕組みを研究し始めました。そして完成した枕がピローモーフィアスだったのです。