あなたの睡眠は最適ですか?質の良い睡眠をとるには?
- 2016.09.05
- 健康ブログ
『参ったな。眠れないよ…』
『眠れると思ったら中途覚醒しちゃって』
世の中にはいつでもどこでも眠れるよって人が意外といる一方で
入眠につくまで苦労されている方も一定におられると思います。
比較的眠れる方だと思っている僕でも眠れない時はたまにあります。
眠れない時って結構しんどかったりするんですよね。
そして眠れないのが原因で、疲れが取れなかったり、やる気が出なかったりと、私生活に支障をきたしてしまうなんてこともあるのではないでしょうか?
この理由って、もしかしたらあなたの睡眠環境に関係があるかもしれません。
快眠のためにまずは質の良い睡眠をとるための睡眠環境を整えてあげましょう。
今回の記事はなぜ睡眠環境を整える必要があるのか解説します。
こんな経験はありませんか?
前述しましたが改めて、下記のようなお悩みはありませんか?
- 寝付くまでに時間が掛かる
- 熟睡できない
- 朝起きられない
- 日中眠くて仕方がない
- 疲れやすくやる気がでない
- 気分が落ち込んだり、イライラする
- 夜中何度か目が冷めてしまう
- 頭痛や肩こり、胃痛などがある
いかがでしょうか?
大体の方が当てはまるものがあったのではないでしょうか?
実は多くの日本人が、睡眠の悩みを抱えているといわれています。
上記は厚生労働省の『平成26年国民健康・栄養調査結果の概要』より引用したグラフですが、こちらを見ると分かる通り、なんと国民の約5人に1人が睡眠で休養が十分に取れていないとの結果がわかります。
そして、睡眠不足は健康面でも美容面でも様々な影響を及ぼします。
質の良い睡眠をとるためにもまず自分の睡眠環境を見直す、そして正すことが快眠への近道です。
人はなぜ眠るの?
実はいうと、なぜ眠るのかについては未だ十分な解明がされていません。
しかし睡眠は、脳との働きに密接に関係していることはご存知でしたか?
睡眠時に脳は機能の維持や回復のため様々な情報整理を行っています。
そして、筋肉や内臓の修復のための成長ホルモンを分泌させる役割があります。
むしろ睡眠時のほうが脳は働いていると言われています。
以下のリンクは睡眠中の脳の働きについて米科学誌サイエンスが発表した研究論文についての記事です。
http://www.afpbb.com/articles/-/3001655
(出典:AFPBBnews 『脳の老廃物、就寝後にスピードアップ』)
脳がそういった働きをしてくれる事によって、次の日の活力に繋がるわけです。
したがって、しっかりと睡眠が取れていないと、脳が十分に発揮できなく、身体の疲れが取れなかったり、集中できなかったりということになるのです。
そうならないためには質の良い睡眠が必要となってくるのです。
では、そのためにはどうすれば良いのでしょうか?
質の良い睡眠をとるためには寝返りが重要だった!?
睡眠中に寝返りを打つことは質の良い睡眠をとるために欠かせない重要なことなのです。
『でも、寝返りをうつことはどんな役割があるの?』
と、大半の方はそう感じたのではないでしょうか?
では寝返りとはどんな役割があるのでしょう?
寝返りは身体を整える役割があった
1)骨格のゆがみの矯正
2)血行の改善
3)肩甲骨、骨盤等の自然ストレッチ
4)布団の中の温度や湿度の調整
5)睡眠の深さを切り替えるスイッチ
寝返りをしっかり打てることは、次の日にスッキリ目覚める為の大きなポイントになるのです。
寝返りができる枕を選ぼう!
今や枕はたくさんの種類があります。
そしていろいろなかたちの枕が出回っていることはご存知でしたか?
楽天市場やAmazon、yahoo!shopなどで『枕』を調べると、非常に多くの枕が出回っていることがわかりますね。
私は仕事柄、医師や専門家の方から枕について意見を伺うことがあるのですが、
『枕を変えてから腰や背中の痛みが和らぎ睡眠の質が改善された』
といった声が多いとのお話をよく聞きます。
また、寝返りには深い眠り(ノンレム睡眠)から浅い眠り(レム睡眠)に切り替えるスイッチの役割をしていますが、寝返りがしづらいと目が覚めてしまします。
心身のためには眠りの妨げにならないスムーズな寝返りができる枕を選ぶことが重要です。
まとめ
- あなたの睡眠環境を見直してみましょう。
- 質の良い睡眠をとるには枕が重要です。
- 『寝返り』をスムーズにさせる枕が良い枕の条件です!
もちろん。毎日使うものだから、洗えるものが良いですよね。
寝返りを自然にサポートする枕はこちらがおすすめ!
【余談】柔らかすぎる寝具は不眠の元?!
最後に、ちょっとだけ余談です(^_^;)
安眠、質の良い睡眠を得るには、枕とマットレス(ベッドなど)も深く関係しているのをご存知でしたか?
寝る時は横になり、起きている時とは異なった姿勢になります。
マットレスや枕が柔らかすぎる場合、寝返りもしにくくなり、首や腰などに負担が掛かって身体が休まらないだけでなく、寝付きが悪いといったことが原因で脳も休まりません。
このことからマットレス(ベッドなど)には寝返りしやすい適度な硬さが必要であり、沈み込みが少ない方がより良い睡眠環境を生みやすくなるということが分かります。
柔らかくて気持ちいいから選ぶのではなく1日の疲れをとるために体をしっかり支えられる寝具選びも快眠のための一歩です。
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