【不眠症対策】寝付きが悪いのは何が原因?入眠対策と睡眠の質を上げる方法を解説します。

【不眠症対策】寝付きが悪いのは何が原因?入眠対策と睡眠の質を上げる方法を解説します。


近年、不眠にお悩みの方が増えてきていますが、あなたは寝付きが良い方でしょうか?

もし、あなたが寝る準備に入ってから寝つくまで常に30分以上かかっているようでしたら、寝つきが悪いと言えるでしょう。

寝付きが悪いと、昼間の集中力が続かなく仕事がはかどらないために帰宅が遅くなり、生活リズムが崩れ、ますます寝つきが悪くなるという悪循環に陥ることも少なくありませんので注意が必要です。

今回は寝付きが悪い原因と、気持ちよく熟睡するための入眠対策をご紹介しますので、ぜひあなたの現状と照らし合わせながら読み進めていただけますと幸いです。

■目次
寝付きの悪さの主な要因TOP3
寝付きを良くするためのオススメの対策3選
入眠対策したら睡眠の質も向上させましょう
枕を変えると睡眠の質が変わる
自分の頭や首の高さに合う枕を使うメリット4つ
まとめ

寝付きの悪さの主な要因TOP3

1.ストレスは脳疲労の原因

ストレスの男性

ストレスが身体に悪いと言われていますが、ストレスは特に脳の疲労に悪い影響を及ぼしています。

脳は寝ている間に様々な情報を整理しますが、就寝前に日中の出来事や明日の事を頭の中で考えていると、脳が情報をかかえきれなくなります。

このような状態で入眠しては、頭(脳)が就寝中もずーっと残業しているような状態になってしまいます。

これでは寝付きが悪いのは当然ですよね。

2.生活リズムが不規則

時計

毎日の就寝、起床の時間がバラバラで、食事の時間も不規則にしていると、体内時計を狂わせてしまい寝付きが悪い原因となります。

そればかりか、不規則な生活を送っていると睡眠の質自体が低下してしまいます。

「朝から眠くてスッキリ起きられない」

「日中眠気に襲われ頭がボーっとする」

などといったお悩みをお持ちの方は、まず生活習慣の見直しをされることをオススメします。

3.就寝前のカフェインやお酒の摂取

コーヒー

コーヒーや緑茶はカフェインが入っているので、夜の摂取を控える方は多いと思いますが、栄養ドリンクやコーラにもカフェインが含まれていますので注意が必要です。

カフェインには覚醒作用があるため、就寝前に摂取すると寝付きが悪い原因となってしまいます。

また、寝付きが良くなると思い、寝る前にお酒を飲む方もいらっしゃるのではないでしょうか?

入眠前に飲酒すると、すぐに眠れるかもしれませんが、眠りが浅くなってしまいます。

アルコールの摂取は、夜中に何度も目が覚める中途覚醒の原因となります。

寝付きの悪い状況を改善するには、この3つの項目をチェックして、現在の生活習慣を見直すことが大切です。

寝付きが悪い原因も分かったところで、ここからは普段の生活の中でできる、寝付きを良くするためのオススメの対策をご紹介します。

寝付きを良くするためのオススメの対策3選

1.リラックス効果の高い湯船に浸かる

入浴する男性

湯船に浸かるのが面倒だからと言ってシャワーだけで済ませていませんか?

シャワーでは体の表面を温めるだけで、身体の芯まで温めることはできません。

寝付きを良くしたいと思う方は、シャワーだけで済ませず湯船にゆっくり浸かるようにしてみましょう。

お風呂は、身体の血行を良くするだけでなく、自律神経が安定し、リラックス効果があるので、お風呂に入るだけでも寝付きが良くなり熟睡できる効果が期待できるのです。

全身浴が難しい場合は半身浴でも構いませんので、熱すぎない程度のお湯にゆっくりと浸かりましょう。

身体の芯まで温めてあげると、その後の体温が下がるタイミングで寝付きも良くなることが期待できますので是非やってみてくださいね。

2.トリプトファンを積極的に摂取しましょう

トリプトファンが含まれている食材一覧

寝る前にホットミルクを飲むと良く眠れると聞いたことはありますか?

牛乳や乳製品には、睡眠ホルモンの分泌に必要なアミノ酸である“トリプトファン”が含まれています。

乳製品の他にも、大豆、肉、魚、ナッツ類にもトリプトファンが豊富に含まれていますので、これらの食材を普段から摂取されることをオススメします。

3.ハードな運動は就寝3時間前までに済ませましょう

ストレッチする女性

就寝前の激しい運動は寝付きを悪くする原因の一つです。

長時間の運動や筋トレなどは、交感神経が高まりアドレナリンが出ることで、興奮状態になってしまいます。

トレーニングなどの激しい運動は、就寝の3時間前までに終わらせて、寝る前はストレッチやヨガなどリラックス効果のある軽い運動を取り入れると良いでしょう。

入眠対策したら睡眠の質も向上させましょう

悩んでいる女性

ここまでは生活習慣を見直すことで寝付きをよくするオススメの対策をご紹介しました。

それと同時に寝具の枕を見直してみましょう。

あなたの大事な頭を乗せる枕を見直し、睡眠環境を整えることで、睡眠の質はグッと向上しますよ。

寝付きは良くても肝心な睡眠の質が悪いのではどうしても疲れが残ってしまうし、一日のスタートはシャキッと気持ちよく目覚めたいですよね。

枕を変えると睡眠の質が変わる

睡眠

今お使いの枕は、頭と首をしっかり支えてくれていますか?

頭だけを支える枕というのは、首周りに負担が集中するため、首や肩の筋肉が緊張してしまい熟睡の妨げになるだけでなく、首こりや肩こりの原因にもなるのです。

それとは反対に、自分の頭や首をしっかりと支えられる高さの枕で眠ることによって、寝付きが良くなるだけでなく、心身の疲れを取り除き、質の高い睡眠が得られるため健康を維持することができるのです。

ねるぐ

自分の頭や首の高さに合う枕を使うメリット4つ

●疲労回復が助長される

睡眠サイクルが安定するため睡眠の質も高まる

●リラクゼーション効果で精神を安定させる

首や頭が緊張から解放され、リラックスした環境で眠れる

●血行促進効果

睡眠時の寝返りは血行促進の効果があり、自分の体に合う枕は、その寝返りを助ける役割を十分に発揮できる。

●成長ホルモンの分泌を促してメタボを撃退する

成長ホルモンが不足するとメタボになりやすいというのは知らない方も多いのではないでしょうか

正しい枕を使って熟睡することで成長ホルモンの分泌を促しましょう。

このように自分に合った枕を使うことで、理想的な睡眠サイクルに入りやすく睡眠の質が向上する事が期待できるのです。

まとめ

今回は寝付きを良くするためのアイディアをご紹介しましたがいかがでしたか?

寝付きの悪い人は、肉体的にも精神的にも負荷がとても大きく、なかなか疲れが取れにくい状態です。

しっかり入眠対策をして睡眠の質を向上させることは、本来持つ自分の力や自分らしさを発揮するための大切な改善策です。

睡眠に関するお悩みはそのままにせず、積極的に改善していきましょうね。

今回の記事を参考にしていただき、健康な日々を過ごしていただけましたら幸いです。

 
 

 ■船戸川 宏行
会長 :株式会社ドクターエル

株式会社ドクターエルの創業者。自身が開発者でもある。生体力学(バイオメカニクス)を応用した、身体の骨格を整えることで自然治癒力を高める商品開発をコンセプトとし、これまでに数多くの商品
を世に送り出している。
過去にTV番組出演や、DeNA、第一生命大手といった会社で講演会を行った経験がある。