デスクワークでも座ると痛い腰痛は防げるのか?オフィスでもできるオススメの腰痛予防法をご紹介!
デスクワークだと腰痛になりやすいと言われますが、何が原因だかご存知でしょうか?
長時間同じ姿勢で作業をしたり、間違った座り方をしていると腰痛になりやすいようですが、腰痛の多くは、腰周りの筋肉の緊張や血行不良が原因といわれています。
そのため、腰痛を予防するには、長時間同じ姿勢で座るのを避け、姿勢を正しくすることが大切です。
この記事では、座ると痛い腰痛の原因や予防・改善するためのおススメの方法について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
座ると痛い腰痛が仕事や日常生活に与える様々な影響とは
1.仕事への影響
•デスクワークなどで長時間座る仕事の場合、腰痛は作業効率を低下させる可能性が大いにあります。
•座ると痛いけどデスクワークだから仕方がないと諦めてしまっている場合、腰痛を悪化させる可能性が出てしまいます。
2.日常生活への影響
•着換えなどの簡単な動作にも制限がかかり、活動が困難な場面に遭遇することがある。
•運動が制約されることで、健康維持やストレス発散が難しくなります。
3.メンタル面での影響
•腰痛の痛みがストレスとなり、気分のムラやイライラが起きることがある。
•腰痛の痛みが長期化すると、うつ病や不安障害のリスクが高まる可能性があります。
4.治療や対処にかかる影響
•腰痛の痛みから解放されるための治療費や時間と労力が必要となるため、仕事や日常生活においても悪影響を及ぼします。
オフィスで腰痛なぜ起きる?その腰痛の原因を解説
デスクワークをされている方は、長時間同じ姿勢で作業を続けたり、誤った座り方をしている事が原因で座ると痛い腰痛を起こしている可能性があります。
長時間、机やパソコンに向かって仕事をしていると、どうしても前傾姿勢になりやすく、本来S字カーブを描いている背骨の形が崩れ、筋肉疲労が起こり、股関節や腰周りの筋肉を硬くし血流の悪化を招くため座ると痛い腰痛の原因になりやすいです。
デスクワークでも正しい姿勢で座り、長時間の作業を避けるようにすることで座ると痛い腰痛を予防することは可能です。
作業の合間にストレッチを行うだけで、筋肉がほぐれて腰痛を予防・改善することができます。
その他にも、日頃から適度な運動や、ゆっくり湯船に浸かることも腰痛の予防・改善に効果が期待できます。
正しい座り方が重要
そもそも人間の体は、直立している時が正しい姿勢となる構造で、座るというのは体に負担をかける姿勢だと言われています。
そのため、長時間座ることで起きる腰痛を軽減するためにも、正しい座り姿勢を意識することは非常に重要です。
オフィスでの座り方改善法
多くの方は、会社から与えられた環境をそのまま使用しているので、「座ると痛い腰痛になる」「座ると痛いのを我慢して過ごす」という悪循環の中にいらっしゃると思います。
しかし、デスクワークで長時間座る必要のある方でも、座り方を正しく変えるだけで腰痛が軽減する事はご存知でしょうか?
実は座る姿勢を変えるだけで腰痛予防になったり、痛みが軽減する方法がありますので、良い姿勢で座るポイントをご紹介しますね。
まず、左上の「良い姿勢」が基本となりますので、これをイメージしましょう
①椅子に座る際は骨盤を立てる事
「良い姿勢」のように椅子に深く腰掛け、坐骨に左右均等に体重がかかるように意識すると骨盤を立てて座ることができます。
②背もたれに寄りかからない(体重を乗せない)
背もたれに寄りかかることで、骨盤が倒れて「猫背」や「仙骨座り」の姿勢になりがちです。
③頭は身体の真上に来るようにする
良い姿勢で座ったら、背筋を伸ばし、肩は上げずに首をスッと伸ばしましょう。
天井から頭のてっぺんを糸で軽く吊るされているイメージでやってみてください。
④足の角度も意識して座りましょう
「良い姿勢」の足の角度を見てみましょう。
膝は約90度、足の裏も約90度で足裏が床にしっかり着地していますね。
かかとが浮いたり脚が開いてしまう場合は椅子の高さが合っていませんので、椅子の高さを調整するか、踏み台などに足を置いて良い姿勢を保ちましょう。
⑤猫背に要注意!
長時間のデスクワークでは、知らず知らずのうちに猫背になりやすく、座ると痛い状態になりやすいので注意しましょう。
日常生活での腰痛対策4つのポイント
腰痛は日頃から予防と緩和を意識して過ごすことが大切です。ここでは4つのポイントをご紹介しますね。
1.適度な運動を取り入れる
腰の筋肉を強化しておくことが腰痛予防の鍵となりますので、日頃から適度な運動を行いましょう。
急激な運動は避け、ウォーキング、水泳、ヨガなどが腰痛緩和に効果的です。
その際、専門家のアドバイスがあればなお良いですね。
2.重い物は正しく持ち上げる
重い物を持ち上げる時に、腰を丸めたまま悪い姿勢で持ち上げる事はNGです。
腰痛のある時はなるべく重いものは持たないようにし、どうしてもの場合は、腰痛ベルトをするなどして無理のないようにしましょう。
3.良質な睡眠を確保する
本来、腰痛は正しい寝返りが打てれば解消される症状です。
ご自身の身体にあった硬さのマットレスと適切な高さの枕を選び、睡眠の質を向上させることで、腰痛は軽減されます。
4.ストレス対策
ストレスから来る筋肉の緊張を普段からほぐすように心がけましょう。
長時間同じ姿勢でいると筋肉がストレスを感じます。深呼吸やゆっくり湯船に浸かってリラックスするなどして、ストレスを軽減しましょう。
まとめ
今回の記事は、座ると痛い腰痛を改善するためのお話でしたがいかがでしたか?
近年増えてきている腰痛のお悩みも、ちょっとしたポイントを改善するだけで効果があるという事がお分かりいただけたのではないでしょうか?
ぜひ今日から取り組んで、腰痛予防にお役立てください。
■船戸川 宏行 株式会社ドクターエルの創業者。自身が開発者でもある。生体力学(バイオメカニクス)を応用した、身体の骨格を整えることで自然治癒力を高める商品開発をコンセプトとし、これまでに数多くの商品 |
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