【腰痛】原因はゆがみ!?日々の意識で体を整えよう!
- 2016.08.19
- 健康ブログ
突然ですが、あなたは腰痛持ちですか?
腰痛は、多くの現代日本人が悩んでいる体の不調であり、この記事を読んでいるあなたも腰痛に悩まされているかもしれませんね。
では、なぜ腰痛は起こってしまうのでしょうか?
“骨盤など体の歪み”
この歪みこそが腰痛を引き起こす大きな原因の一つなのです。
「歪みとはどのような状態?」
「何が原因?」
「チェック方法はあるの?」
と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、骨盤などの歪みがどのように腰痛を引き起こすのか、その原因と影響を詳しく解説します。また、仰向けに寝てつま先の角度をチェックすることで、自分の骨盤の状態を知る方法もご紹介します。骨盤など体の歪みを正しく理解し、腰痛対策を行いましょう。
そもそも歪みってどういう状態?
歪みとは体の骨格のバランスが崩れている状態の事を指します。
普段私たちが、日々の生活の中で何気なく無意識に繰り返しているクセや動作の偏りは、背骨や骨盤などの骨格に歪みを引き起こす原因となっているのです。
特に左右非対称な動きや無理な姿勢が続くと、体のバランスが崩れ、骨格のバランスに影響を与えます。
主な歪みの原因は?
- 姿勢が悪い
- 同一作業が多い
- 事故などによる衝撃
- 体の使い方のクセ
- ストレス
- 感情の変化
- 内臓疾患
この様に歪みを引き起こす原因は様々です。
今回は、この中でも最も多いとされている『生活習慣が引き起こす歪み』について解説します。
体の歪みをチェックしてみましょう。
まずは自分の体を知ることが大切です。
次の項目を確認し、自分の体に歪みがないかチェックしてみましょう。
◯ 足踏みテスト
目を閉じその場で30回大きく足踏みをしましょう。
1m以上動いていたら歪みがあります。
◯ 鏡に全身を写す(左右の傾き)
まずは鏡の前で足のつま先を揃えて真っ直ぐ立ち、頭から順にチェック!
➀ 頭が左右に傾きがある
➁ 体のどちらかの方が曲がっている
➂ 上半身が傾いている
➃ 骨盤の高さ(左右のおしりの高さが違う)
➄ 下っ腹がぽっこり出ている
➅ 両膝の高さが違う
➆ ふともも、膝、ふくらはぎ、内くるぶし(足首)のうち2か所以上くっつかない部位がある
以上の項目にひとつ以上当てはまれば歪みのある可能性が大きいです。
◯ 壁を使う(前後の傾き)
足を揃えて、後頭部、肩甲骨、お尻、ふくらはぎ、かかとを壁につけて自然に立つ。
壁に1~2ヶ所つかないところがあれば傾きの疑いがあります。
◯ 仰向け寝
仰向けで寝たときのつま先の角度をチェック!
正常な角度は、つま先の角度が左右同じ程度で、80度~90度の場合です。
この角度以外の場合、骨盤の歪みが影響しているのかもしれません。閉じすぎ、開きすぎ、左右に傾いていないかチェックしましょう。
チェックできましたか?
一つ以上あてはまっていたら、体が歪んでいる可能性が高いです。
歪みは、体に様々な影響を及ぼす重要な原因の一つです。
もし体の歪みをそのままにしてしまうと、筋肉や脂肪がバランス悪くつき、正しい姿勢を取ることが難しくなってしまいます。
さらに、歪みは次のような多くの不調に影響を及ぼしているのです。
- 下半身太り、ポッコリ出たお腹
- 猫背、肩こり、首こり、頭痛
- 冷え、むくみ、便秘、月経痛
- 外反母趾、偏平足
- O脚、X脚
当てはまるものはありませんか?
なぜ体がゆがんでしまったのでしょうか?
日々の動作のクセが体の歪みの原因だった!?
こんな動作に心当たりはありませんか?
- バッグをいつも同じ方向の肩に掛けている
- いつも同じ方の足を組んでいる
- 立っている時片方の足だけに体重をかけている
- デスクワークなどで同じ姿勢を長時間している
- 背中を丸めてスマホ操作に熱中している
- 寝る時はいつも同じ方向の横向で寝ている
思い返してみて『ハッ!』とした方は多いのではないでしょうか。
無意識な日常動作にあなたの体を歪めてしまう原因があったのです。
整体に通って歪みを治しても、今までと変わらない生活を繰り返すことによって、歪みを再発させる大きな原因のひとつになってしまいます。
クセを治すのには時間がかかりますが、少しずつでも意識をもつことが改善への近道です。
では歪んでしまった体はどうすればいいのでしょうか?
簡単にできる歪み対処法
腰回しストレッチ
両足を肩幅に開き、両腕を腰に当てて立ちます。
頭の位置は動かさず腰をゆっくり大きく回します。
お尻歩きストレッチ
床に両足を伸ばして座ります。
腰を左右交互に前に出し、おしりで歩くように前進後進を繰り返します。
上体ひねりストレッチ
両足を肩幅に開いて立ちます。
両腕を巻きつけるように上体をひねります。
そしていちばん大切なのは自分の動作を意識すること
長時間同じ体勢を保たないこと
一点に負担を集中させないこと
左右前後バランス良く体を使うこと
まとめ
今回は腰痛の大きな原因となる『歪み』に焦点をあてて解説しましたが、まずはご自身の体の状態を知ってもらうということが大切です。
体のクセを治すように心がけること
整体に行って歪みを治しても、今までと変わらない動作の繰り返しが歪みを再発させる大きな原因のひとつになってしまいます。
クセを治すのには時間がかかりますが、少しずつ意識をもつことが改善への近道です。
■船戸川 宏行 株式会社ドクターエルの創業者。自身が開発者でもある。生体力学(バイオメカニクス)を応用した、身体の骨格を整えることで自然治癒力を高める商品開発をコンセプトとし、これまでに数多くの商品 |
|
こちらの記事もどうぞ
-
前の記事
【大切な人に】ラッピングサービス 2016.08.10
-
次の記事
スマホにより猫背の若者が増えている!?その原因と対策法 2016.08.19