風邪やインフルエンザにならないために行いたい6つの事項
- 2019.12.19
- 健康ブログ
これからの季節に気をつけたいのがインフルエンザ。
みなさんはどのような予防を行っていますか?
もちろん予防接種は当然として、手洗いやうがいが大切なのはご存知かと思います。
しかし、予防接種を受けたからと言って感染しないわけではなく、さらに手洗いうがいをまめに行っていたのにも関わらず、感染してしまった経験がある…という方も少なくはないのでは。
そこで今回は、インフルエンザにならないために行っておきたい予防法を6つご紹介します。
1.鼻呼吸を意識する
口呼吸は空気中の細菌やほこりがダイレクトに入ってしまいます。 そのため安易に体内にウイルスを取り込んでしまうのです。
口呼吸に比べ鼻呼吸では、鼻腔を覆っている沢山の繊毛(せんもう)や粘膜がウイルスや菌を絡め取ることで、体内に取り込まれないように防御しています。
まずは普段から鼻呼吸の習慣がついているかどうかを意識するところからはじめてみると良いかもしれません。
2.外出時以外でもできるだけマスクを着用する
マスクといえば、風邪の予防として真っ先に思い浮かぶものですが、 外出時以外にも気をつけるようにすると良いでしょう。
特に睡眠中は唾液の分泌量が減るので、ウイルスが増殖しやすい環境となっているからです。
マスクを付けて寝ると口腔内に侵入するウイルスを予防する他、口元の保湿ができます。
最近では睡眠用のオーガニックコットンで作られているマスクも販売しております。
3.室内を清潔にする
寝室はホコリやダニが発生しやすい環境です。
ホコリやダニは免疫力の低下に繋がりますので寝室をきれいに保つことを心がけましょう。
とはいえ、毎日布団を干すのは難しいので、布団乾燥機を使用するのもおすすめです。
また、空気清浄機を使用して空気中のハウスダストを駆除するのも◎。
4.加湿器で部屋の湿度を上げる
空気が乾燥しているとウイルスも空気中に浮遊します。
朝起きたとき、口の中がイガイガしたり、声がかれるのは、湿度が低いことで起こります。
それだけではなく、インフルエンザの前兆としてもよく見られる例です。
そのため、日中だけでなく睡眠時も湿度を50%以上保つようにしましょう。
加湿器がない場合は、濡らして絞ったバスタオルを寝室に干しておくことで室内の湿度が保たれるのでおすすめです。
5.外出時はできるだけ顔周辺を触らないようにする
ついつい手で口元を触るクセのある方は外出時に注意が必要です。
風邪やインフルエンザの菌は空気中だけでなく、公共施設のドアノブや手すり、エレベーターのボタンなど、沢山の人が触れるものに付着しています。
以下がウイルスや菌が付着しやすい場所です。
菌を直接触れた手で口元を触ると、菌が口から体内に入ってしまう恐れがあります。
外出先でもこまめに手洗いやアルコール消毒などを行うようにしましょう。
6.睡眠の質を上げる
風邪やインフルエンザのリスクを減らすために重要なのが睡眠の質です。
睡眠の質が上がると、免疫力も向上し、ウイルスに強い体になります。
では、ウイルスに強い体になるための睡眠の質を上げる方法を下記で解説します。
風邪のリスクを減らす睡眠の質の上げ方
◆睡眠の1~2時間前に入浴して体を温める
米テキサス大学の研究によると、就寝の1~2時間前に入浴することで、ぐっすり眠れるばかりか、全体的な睡眠の質も向上するという研究結果が発表されています。
この研究結果は「Sleep Medicine Reviews」の8月号に掲載されております。
就寝の1~2時間前の温かいシャワーまたは入浴により、睡眠の質が向上する。
参照元:SienceDirect
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1087079218301552
このように、身体を温めることで深い眠りに入りやすくなり、深い眠りに入れるほど質が向上します。
また、半身浴もおすすめです。半身浴の場合は、熱すぎない温度で長時間浸かるようにすると身体の芯まで温まるのでなお良いでしょう。
◆寝る1時間前からはスマホを操作しないようにする
スマホのブルーライトには覚醒作用があります。
そのため、就寝直前までスマホを操作していると浅い眠りになりがちです。
最近ではブルーライトを軽減するグッズやアプリもありますのでそちらもおすすめです。
◆就寝前の激しい運動は控える
激しい運動をすると体内にアドレナリンという物質が分泌されます。
アドレナリンには脳の覚醒作用があるため眠りの質を妨害してしまうので、なかなか眠りにつきにくくなるのです。
眠りの質を向上するためにも、運動は就寝の2~3時間前には済ませておくと良いでしょう。
◆寝返りは睡眠の質を向上させる
寝返りには、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルを整える効果があります。
レム睡眠とノンレム睡眠に関して詳しくは下記リンクをご参照ください。
【睡眠の質を向上させることで得られるメリット】
https://nelgu.jp/useful/suimin_negaeri.html
レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが安定することで睡眠の向上につながります。
寝返りは、人が就寝中に自然と行う動作ですが、スムーズに寝返りを打てることが理想です。
特に寝返りをスムーズに促す枕を使うことで、睡眠を妨げることなく寝返りが打てるのでおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
今回は風邪やインフルエンザにならないための6つの方法をご紹介しました。
今回の記事を読んで、
- 普段、口呼吸になっていたことに初めて気づいた。
- 部屋にバスタオルを干してみようと思った。
- 睡眠の質を上げてみたいと思った。
など、予防のキッカケになっていただけたら幸いです。
ぜひ実践していただき、風邪やインフルエンザに負けない元気な日々をお過ごしください。
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