スマホが原因!?今、急増しているぎっくり首の対処法とは?
最近はどんな場面でもスマホを使うようになってきましたよね。
便利すぎて、スマホなしでは生きていけない!何て方も多いのではないでしょうか?
しかし、便利すぎる反面、夢中になりすぎちゃうあまり、意外な落とし穴もあるのです。
その1つがぎっくり首です。
今回の記事は、スマホとぎっくり首の関係と原因について詳しくお話します。
そして、いざという時の為に覚えておきたい、正しい対処法をお教えします。
突発的にやってくるからぎっくり首
“ぎっくり腰”はよく聞く言葉ですが、そもそも”ぎっくり首”とはどういった症状なのでしょうか?
ぎっくり首とは、首の筋肉が炎症して起きる疾患
ぎっくり腰と同じように、突発的に起きます…厄介ですね。
動かすと痛い
上、下を見たり、横を見たり、とにかく首を動かすと痛みが走ります。
くしゃみで激痛
くしゃみをする時、必ず首が前後に動きます。このときに激痛が走ります。
寝返りが出来なく、痛くて眠れない。
就寝時に寝返りを打つだけで激痛が走るため、寝付きにくい、また、目覚めてしまうことも在リます。
この様に、首を普通に動かしただけでも激痛が走る厄介疾患なのです。
でも、スマホとはどのような関係があるのでしょうか?
スマホを使っているときに首に掛かる負担はおよそ27キロ!?
ぎっくり首は慢性的な首や肩のこりが大きな原因の1つと言われております。
上記のグラフは、2013年に厚生労働省が調査したスマホを利用する割合の推移をまとめたものです。
ご覧の通り、2003年あたりからスマホを利用する人が非常に増えてきていることがわかります。
この傾向に対して、次にコチラのグラフをご覧ください。
このグラフは身体の不調を訴えた人の割合です。
ご覧のとおり、肩こりで不調を訴える人の割合が最も高いことがわかります。
『でも、肩こりと首って関係あるの?』
こう思った方も多いのではないでしょうか?
実は、首と肩は同じ筋肉でつながっているのです。だから、肩こりから首の不調へとつながってしまうことが多いのです。
と、このように、スマホを使う人の増加に伴い、肩こりや首の不調を訴える人も急増しているのです。
ではなぜ、スマホ人口に伴って不調を訴える人が増えたのでしょうか?
操作している時の姿勢に問題があった!下を剥いてスマホを操作すると負担は4.5倍!?
このイラストのように、スマホを胸元の前に出して首を下げたような体勢をとっていませんか?
腰をピンと張って首を真っ直ぐにしている状態でも首にかかる重力は6キロ程度だと言われていますが、
なんとこの体勢時では、実に27キロ程度の負担かかっているのです
ぎっくり首の原因は、他にもスポーツでの人との衝突や、事故での衝撃、合わない枕を使うなど、事故や生活習慣からくるものもありますが、
特にスマホを長時間操作し続けることにより首の筋肉が負担に耐えきれなくなり、炎症を起こしてしまうことから、ぎっくり首になってしまった方が増しているのです。
では、その場合はどう対処すればいいのでしょうか?
『揉んでほぐせばいい』は間違い!?動かさずに患部をしっかり冷やしましょう
前述した通り、この疾患は主に生活習慣から来る症状です。
前触れがなく、突発的に起こる症状なのです。
万が一ぎっくりきてしまったら、慌てて間違った対応をしないようにしましょう。
揉むのはNG
患部を揉んだり、マッサージするのは、患部の炎症が広がり、悪化してしまうのでやってはいけません。
炎症を抑えるために患部を冷やしましょう
炎症は、患部が熱を帯びている状態です。
患部を冷やすことで炎症を抑え、回復を早めます。
スマホ操作中は目線を上げるようにする
通常の姿勢のまま、目の高さにスマホを持ってくるようにすると首がまっすぐに立つので、負担を抑えられる効果があります。
例として、右手でスマホを持ち、機器を目の高さまで持っていきましょう。この時、右腕が疲れてしまうので左手で右肘を支えるようにすると良いです。
磁気治療を行う
マグネシウム配合のスポーツネックレスや磁気シールなどは、炎症を抑えてくれる効果があります。
まとめ
いかがでしたか?
ぎっくり首は、事故や衝突などを除いて大半が、生活習慣からくる疾患です。
また、最近では首の痛みと眼精疲労は同時に現れることがわかったそうです。
スマホは今や生活には必要なものになりましたが、便利だからとはいって、使いすぎには気をつけてくださいね。
枕を見直すだけでも改善につながる!?
ぎっくり首についてこれまでお話してきましたが、ぎっくり首の根本的なもととなる肩こりや首こりを予防、改善するためには睡眠環境の改善も効果的です。
枕一つでも、肩こりや首こりに効果的なものがあるので、この際に検討してみてはいかがでしょうか?
肩こりや首こりにおすすめの枕はこちらです↓
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